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今日の主人公は中国周の霊王敬王に仕えた萇弘。 佞臣の讒言によって
失脚し、郷里の蜀に戻り自殺した。 その後、彼の冤罪が判明し「碧血丹心」
という言葉が生まれた。
典故300則その22:碧血 bi xie
東周の頃〓弘という正直で律儀な男がいた。当時諸侯は紛争内乱に明け
暮れ、〓弘は奸臣に陥れられて、蜀の地に流刑となり、彼はすぐに割腹して
果てた。当地の住民は〓弘の意気に感動し、彼の血を器に入れて仕舞って
おいた。三年の後、なんと〓弘の血は碧玉に変わった。
以来、人々は“碧血”、“碧化”は正義の為に流す血の喩えとなり、国のため
民のために犠牲となった人を称賛する言葉となった。
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