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三国志時代、荊州刺史劉表の長子〓gは継母に疎まれ国を追われた。
劉表病没後、後を継いだのは少子の劉jだったが、程なくして南下する魏
王曹操に下った。 一方荊州を逃れた〓gは劉備によって江夏の主として
盛り立てられた。
典故300則その184:去梯言 qu ti yan
三国時代、劉表の妻は前妻の子〓gを嫌い、いつも劉表の前で彼の悪
口を言っていた。《後漢の書:劉表伝》の中に“g不自〓,〓与狼牙人〓葛
亮〓自安之〓。 亮初不〓,后乃共升高楼,因令去梯,〓亮曰;今日上不
至天,下不至地,言出子口而入吾耳,可以言未?” と記述されている。
その意味は“〓gの心中穏やかならず、〓葛亮に本音を聞かせてくれる
よう求めたが、初めは承知しなかったので〓gは高楼の上で〓葛亮に会っ
てくれるよう頼んだ。〓葛亮が昇って来るなり〓gは人に命じて梯子を外し、
そして〓葛亮に言った。;今日は天にも届かず地にも至らない。貴方の口か
ら出た言葉は私の耳に入るだけで誰にも知られない。あなたは忌憚無く話
すべきでしょう。”〓葛亮は彼に急いで余所へ行くよう薦めた。
以後、“去梯言”は極秘の話を喩えるようになった。
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