日本にもいた二人のボブ
2006-08-02


判定の結果を聞いて仰天した。明らかに劣勢であった
亀田が、なんと判定勝ちというのである。こんなことが
あって良いのだろうか。敗れたランダエタの母国、ベネ
ズエラの人達は、きっと今回の卑劣な判定に激怒して
いることであろう。相手が北朝鮮や韓国人なら間違い
なく戦争になっているところである。

 今回のジャッジを見て、今年3月に行われたWBCで
の、あの”ボブ・デービットソン”塁審の露骨なホーム
ディシジョンを思い出す。あの偏審(誤審ではない)に
日本中が悔しい思いをしたことは記憶に新しい。

 今回の亀田の勝利は、審判団に二人のボブを雇い
入れて、判定を金で買ったと判断せざるを得ない。パト
ロンとなったのは勿論TBSであろう。視聴率を上げる
ため、手段を選ばず偶像作りに走ったTBSの罪は極
めて重い。

 ボクシング人気を煽る(視聴率を獲得する)ため、亀田
一家を利用して、特番を組んだり派手なCMを入れるの
は一向に構わないが、公平中立であるべきジャッジに
まで不正な介入をしてはならない。

 TBSはボクシング界隆盛に貢献するためと、自らの
阿漕な行為を弁護するのだろうが、スポーツはあくまで
スポーツであり、神聖なルール・公正なジャッジがあっ
てこそ人々に感動を呼ぶ。張り子の虎はいずれ馬脚を
現す。
[雑感]

コメント(全0件)
コメントをする


記事を書く
powered by ASAHIネット